妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)は体重増加も原因?予防や改善法は?



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妊娠中は体の変調に悩まされがちですが、その中のトラブルの一つに「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」があります。発症すると赤ちゃんや母体にも影響が出てくるので、予防と早期発見が非常に大切です。
今回は、妊娠高血圧症候群になる原因や予防法、どのようなことに気をつければいいのか、などをまとめてみました。

妊娠高血圧症候群とは?

 

妊娠高血圧症候群は、以前は「妊娠中毒症」と呼ばれていた病気で、妊娠によって体への負担が増加してうまく適応できない状態のことです。特に血管への負荷が大きくなることで起こると考えられています。

現在は、妊娠20週以降に高血圧がみられる場合、また高血圧にタンパク尿を伴う病状が出た場合のいずれかに「妊娠高血圧症候群」と診断されます。タンパク尿のみの場合は診断されません。
また以前はむくみも病状に挙げられていましたが、むくみは妊婦さんの約3割に起きるので、むくみだけでママや赤ちゃんが妊娠高血圧症候群という可能性は低い。と判断され、病状から外されました。

下記のいずれかの病状が見られると、妊娠高血圧症候群の危険サイン

 高血圧
最高血圧が140mmHg以上で、最低血圧が90mmHg以上。
妊娠20週以降、分娩後12週までに見られる時。

 尿タンパク
健康診断での尿検査で、陽性反応が連続2回出た場合。

 

妊娠中は赤ちゃんの成長のために多量の血液が必要になり、循環血液量が約40%増えるため、血圧が上がりやすく、そして妊娠後期は血圧が高い傾向にあります。
血圧が高めの人は、もとの数値にさらにプラスとなってしまいますので、要注意です。

高血圧や尿タンパク、どちらも自覚しにくい病状ですので、定期検診をきちんと受けることは重要です。また家庭用の血圧測定器もありますので、自宅でも血圧の状態をチェックするなど、早期発見を心がけることが大事です。

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どんな人が妊婦高血圧症候群にかかりやすいの?

 

下記の項目にあてはまる人は、妊婦高血圧症候群にかかりやすいので注意です!

 高血圧、糖尿病、肝臓病、腎臓病などの既往病がある
 塩分を摂りすぎている
 肥満
 高年齢出産
 初産
 多胎妊娠(双子や三つ子の場合)

 

妊娠高血圧症候群の予防対策や、気をつけることは?

 

妊娠高血圧症候群は血管の病気であるため、高血圧が続くと血管が収縮し、血液循環が悪くなり、胎盤に十分な酸素や栄養が送られず、赤ちゃんの発育が滞ります。最悪の場合、子宮内で亡くなることも。
また母体にも、子癇という発作(全身がけいれんして意識不明になる)が起きたり、早産などの影響が及ぶ可能性もあります。

偏食や不規則な食生活、さらに精神的ストレスが加わると、血液循環が滞る原因にもつながります。こういったトラブルを予防・ケアするためにも、食生活の改善、また肥満に気をつけることが大切です。

妊娠中は赤ちゃんや胎盤、羊水、母体の血液や水分が増えることにより、体重は増加します。しかし、過度な体重増加は、妊娠高血圧症候群の発症リスクを高め、難産になる心配もあります。
辛かったつわりから解放される頃、食欲が旺盛になり、このタイミングで体重増加に勢いがつき、急激に太ってしまうことも。。赤ちゃんのためにも、栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。下記で妊娠中の体重管理法などをまとめていますので、こちらも参考にしてみてください☆

妊娠中の肥満防止・体重管理テク。太りすぎ対策したい妊婦さん必見!

 

油や塩分(ナトリウム)の過剰摂取も、高血圧を招きやすいので注意です。
脂肪少めのお肉や、大豆製品などの良質たんぱく質を摂取するのも良いです。例えばハンバーグに豆腐を混ぜるなどすると、ヘルシーでカロリーも押さえられます☆

1日の塩分摂取量は、10g以下が推奨されています。過剰摂取していた場合は、上記を目安に塩分を控えめにし、薄味にしたり調味料などを利用して味付けを工夫するのも良いですね。

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また無理のない範囲で、散歩やウォーキング、軽めのスポーツなどで体を動かしたりすることも、体力作りやストレス発散にもなるのでおススメです^^

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ただしゴルフやテニスのような、腰をひねる動作のあるスポーツは避けた方がいいです。

 

妊婦高血圧症候群の予防法まとめ

 定期的に検診を受ける
 太り過ぎないよう気をつける
 油や塩分を控える
 適度に体を動かす
 ストレスをためないよう上手に発散する
 規則正しい生活を送る

 

妊娠高血圧症候群と診断された場合の治療法は?

 

もし妊娠高血圧症候群と診断されたら、軽症であれば薬を飲んで悪化しないようにしたり、食事療法や安静が基本。重症の場合は、入院治療が必要になってきます。
しかし軽症うちにきちんと治療しておけば、悪化することはまれです。質の高い食事、またできるだけ安線にし、胎盤に多くの血液が届くようにしてあげましょう。

 

妊娠中はなにかと不安や心配も出てきますが、あわてずにトラブルを対処し、マタニティライフをうまく乗り切りましょう☆

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